夜間も撮影できる防犯カメラの導入ガイド|選び方や注意点を徹底解説
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監視カメラ
- 2026.02.25

CONTENTS この記事でわかること
近年、空き巣やいたずらなどの被害は夜間に発生するケースが多く、暗い時間帯でも確実に記録できる防犯カメラが重要視されています。夜間の防犯対策で、映像が真っ暗で何も見えなかったら意味がありません。
防犯カメラには赤外線タイプやカラー暗視対応モデルなどさまざまな種類があり、設置環境によって最適な機種は異なります。
本記事では、夜間撮影に強い防犯カメラの特徴や選び方、導入時の注意点を分かりやすく解説します。
夜間に撮影できる防犯カメラの種類

夜間に撮影できる防犯カメラは、大きく分けて「赤外線カメラ」と「暗視カメラ」の2種類があります。それぞれ光源の要否や映像の色、導入コストに違いがあるため、設置場所や目的に応じた選定が重要です。
| 違い | 赤外線カメラ | 暗視カメラ |
|---|---|---|
| 光源の要否 | 不要 | 必要 |
| 夜間映像の色 | 白黒 | カラー |
| 導入コスト | 安価 | 高価 |
赤外線カメラ
赤外線カメラは、人の目には見えない赤外線を照射し、その反射を利用して映像を記録する防犯カメラです。周囲に可視光がまったくない環境でも撮影できるため、街灯のない屋外や倉庫内など、完全な暗闇でも安定した監視・撮影を行えます。
夜間撮影時の映像は白黒になりますが、人物の動きや輪郭、侵入経路の把握には十分な視認性を確保できます。さらに、外部の照明を必要としないため、電源や光源の確保が難しい森林や畑、資材置き場などでの害獣対策や不法投棄監視にも適しているのが特長です。
そのため、赤外線カメラは夜間の映像が「白黒」なものの、設置環境を選ばず導入しやすいメリットがあります。
暗視カメラ
暗視カメラは「高感度カメラ」とも呼ばれ、わずかな光を高性能センサーで捉え、電子的に増幅して映像として出力する防犯カメラです。月明かりや街灯、室内の常夜灯などの微弱な光があれば撮影でき、夜間でもカラー映像で記録できる点が大きな特長です。
色の判別が可能なため、人物の服装や車両の色など、より詳細な情報を確認したい場合に適しています。ただし、光がまったく存在しない完全な暗闇では使用できないため、一定の照明環境が必要です。
そのため、暗視カメラはオフィスや工場、店舗、商業施設の駐車場など、夜間でもわずかな光が確保できる場所での運用におすすめです。
夜間に撮影できる防犯カメラを導入するメリット
夜間に撮影できる防犯カメラを導入する最大のメリットは、暗闇に乗じた犯罪の「未然防止」と「確実な証拠保持」の両立です。赤外線や暗視機能を搭載したモデルなら、肉眼では判別できない不審者の人相、服装、逃走経路まで鮮明に記録できます。
その結果、店舗の営業時間外や住宅の就寝中など、死角になりやすい時間帯の不安を解消できるのが夜間撮影可能な防犯カメラの大きな強みです。さらに、防犯カメラの存在自体が「常に監視されている」という心理的プレッシャーを犯人に与え、強力な犯罪抑止力として機能します。
つまり、夜間も撮影可能な防犯カメラは「頭を悩ませているトラブルの原因」をしっかり証拠として録画できるだけでなく、再発防止にも大きく貢献します。
夜間に撮影できる防犯カメラを選ぶ際のポイント

夜間対応の防犯カメラを選ぶ際は、主に「カメラの方式(赤外線か暗視か)」「設置場所の環境」「映像の鮮明さ」の3つを見極めることが重要です。あわせて設置場所との相性や、夜間でも鮮明な映像が得られるかを確認しましょう。
ここでは、夜間に撮影できる防犯カメラの選び方を解説します。
赤外線カメラと暗視カメラのどちらにするか
夜間に稼働させる防犯カメラは、撮影の目的や設置場所の明るさに応じて、カメラの赤外線・暗視方式を使い分ける必要があります。
赤外線カメラは光源がまったくない真っ暗な環境でも撮影できますが、夜間映像は白黒になります。一方、暗視カメラは街灯や常夜灯などのわずかな光が必要なものの、夜間でもカラー映像で記録できる点が特長です。
防犯カメラを設置する目的と設置環境を踏まえ、光源がない場合は白黒を前提に赤外線カメラを導入するか、光源とセットやライト付暗視カメラの導入を検討しましょう。
設置場所に適しているか
屋内か屋外かによって、防犯カメラに求められる性能は大きく異なります。屋外に設置する場合は雨風やほこりにさらされるため、IP規格などの防水・防塵性能を備えた防犯カメラが求められます。
また、海が近い地域では塩害対策、寒冷地域では極端な低温に耐えられる仕様かどうかも大切です。
なお、室内から窓ガラス越しに屋外を撮影しようとすると、夜間は赤外線の反射やガラスの曇りによって映像が真っ白になり、鮮明に映らないためおすすめできません。屋外の夜間監視を目的とする場合は、原則として屋外用の防犯カメラを外に直接設置するのが基本です。
映像が鮮明か
万が一の際に防犯カメラの映像を証拠として活用するには、夜間でも映像が鮮明に記録できるスペックが必要です。
画素数は、一般的な監視用途であればフルHD(約200万画素)で十分とされています。人物の判別や状況確認には問題のない解像度です。近年は4K(約830万画素)対応モデルも増えていますが、その分データ容量が大きくなり、保存期間や録画機器の容量に影響する点にご注意ください。
また、1秒間の映像に何枚の静止画が切り替わるか、動画のなめらかさを決める「フレームレート」も重要です。15fpsではややカクつきが見られるため、夜間の映像をより自然でなめらかに残したい場合は30fps対応のモデルをおすすめします。
夜間に撮影できる防犯カメラにあると便利な機能

夜間対応の防犯カメラを選ぶ際は、基本性能に加えて便利な機能にも注目しましょう。「自動切り替え機能」「動体検知機能」「人感センサーライト機能」などを備えることで、防犯効果や運用の効率がさらに高まります。
ここでは、夜間撮影だけでなく、セットで検討したい防犯カメラの便利機能について解説します。
自動切り替え機能
自動切り替え機能とは、周囲の明るさをセンサーで感知し、昼夜の環境に応じて撮影モードを自動で変更する機能です。
日中はカラー撮影、夜間は赤外線モードへとスムーズに切り替わるため、時間帯ごとに設定を変更する手間がありません。常にその場の明るさに適した方法で録画できるため、24時間を通して安定した映像記録が可能になります。防犯効果を維持しながら、運用負担を軽減できる便利な機能です。
動体検知機能
動体検知機能とは、カメラの撮影範囲内で動きがあったときだけ録画を開始したり、スマートフォンなどへ通知を送ったりする機能です。
常時録画とは異なり、必要な場面のみを記録できるため効率的に運用できます。最近の機種では、風で揺れる木や小動物などを検知対象から除外できるほか、特定の場所だけを検知エリアとして指定することも可能です。
無駄な録画を減らせるため、録画データの容量節約にもつながります。
人感センサーライト機能
人感センサーライト機能とは、人の動きを検知すると自動でライトが点灯する機能です。
夜間でも周囲を明るく照らすことで、対象をカラーかつ鮮明な映像で記録しやすくなります。暗闇のまま撮影する場合に比べ、人物の服装や顔の特徴を把握しやすい点がメリットです。
また、突然ライトが点灯することで、不審者に「撮影されている」という意識を与え、犯行の抑止力としても効果が期待できます。
音声録音機能
音声録音機能とは、映像とあわせて周囲の音を記録できる機能です。
物音や足音、不審者同士の会話などを残せるため、状況把握の精度が高まります。映像だけでは分かりにくい出来事も、音声があることで前後関係をより具体的に確認できるのが魅力です。
また、撮影範囲の外で窓ガラスが割られる音や物が壊される音などが発生した場合でも、その情報を記録として残せる点も大きなメリット。万一の際も有力な証拠として活用できます。
夜間に撮影できる防犯カメラを導入する際の注意点

夜間対応の防犯カメラを効果的に活用するためには、導入前に押さえておくべき注意点があります。「設置場所の選定」「プライバシーへの配慮」「導入後の運用体制づくり」までを含めて検討することが重要です。
ここでは、夜間に撮影できる防犯カメラを導入する際の注意点を解説します。
設置場所の選定
防犯カメラの設置場所を選定する際は、まず建物周辺の死角や障害物の有無を把握することが重要です。樹木や看板、柱などが映像を遮らないか事前に確認しましょう。
また、周囲の照明環境も大切なポイントです。夜間に暗視カメラを使用する場合は最低限の明るさが必要となります。さらに、赤外線カメラでは照射距離を超えると十分に撮影できないため、監視範囲に適しているか確認が必要です。あわせて電源の確保や配線ルートも考慮し、安定して運用できる位置を選びましょう。
プライバシーの配慮
防犯カメラを設置する際は、プライバシーへの十分な配慮が欠かせません。設置前に、従業員や施設利用者に対して、防犯目的で撮影を行っていることを事前に周知し、理解を得ることが大切です。
また、カメラの向きによっては近隣住宅の敷地内や公道が必要以上に映り込んでしまう場合があるため、画角の調整にも注意しましょう。あわせて「防犯カメラ作動中」などのステッカーを掲示すれば、撮影の周知と同時に犯罪抑止効果も期待できます。
運用体制の構築
防犯カメラは設置して終わりではなく、適切に運用してこそ効果を発揮します。担当者が操作方法を正しく理解し、録画データの保存期間や管理ルールを定めておくことが重要です。
また、異常を検知した際の対応手順や連絡体制をあらかじめマニュアル化しておくことで、いざという時も迅速に対応できます。防犯カメラ自体は通販などでも購入できますが、最適な設定や夜間の安定した運用まで考えると、専門業者へ依頼するのも選択肢のひとつです。
「万が一のトラブル対応のために導入したのに、設定がうまくいかず肝心の映像が撮れていない・データが失われてしまった」というトラブルも稀に見られます。運用体制の構築にノウハウがない場合は、専門業者への依頼をおすすめします。
おすすめはアートの「ブライトカラーシリーズ」
夜間撮影に強い製品を検討するなら、アートのセキュリティカメラシリーズがおすすめです。特に注目したいのが、同社の防犯カメラに搭載された「ブライトカラー機能」です。
暗い環境下でもわずかな光を効率よく取り込み、夜間でもカラーで鮮明な映像を記録できるため、人物の服装や車両の色など重要な情報を把握しやすくなります。
さらに、動きがあった際に録画や通知を行うモーション検知機能や、状況に応じて赤外線とホワイトライトを切り替えるデュアルライト機能も搭載しており、防犯性と実用性を兼ね備えています。
また、「ネットワークカメラ・ブライトカラーシリーズ」「アナログカメラ・ブライトカラーシリーズ」など豊富な製品ラインナップが用意されており、設置場所や用途に合わせて最適な一台を選べる点も大きな魅力です。
夜間に撮影できる防犯カメラのことならアートにご相談ください!
夜間でも確実に記録できる防犯カメラの導入をご検討なら、ぜひアートにご相談ください。設置環境や目的を丁寧にヒアリングし、赤外線対応や高感度モデルなど最適な機種をご提案します。
機器の選定だけでなく、設置工事から設定、運用サポートまで一貫して対応可能です。初めて導入される方でも安心してお任せいただけます。防犯対策の強化をトータルでサポートいたします。
Q&A
Q:防犯カメラは夜でも撮影できますか?
A:夜間に撮影できる防犯カメラは、大きく分けて「赤外線カメラ」と「暗視カメラ」の2種類があります。赤外線カメラは、赤外線を照射することで完全な暗闇でも白黒映像を記録できます。また、高感度タイプの暗視カメラは、街灯や月明かりなどのわずかな光を利用してカラー映像を撮影できます。設置場所の明るさや撮影目的に応じて、適切な機種を選ぶことが大切です。
Q:赤外線カメラと暗視カメラ、どちらがいいですか?
A:設置場所や撮影したい状況によって異なります。赤外線カメラは光源がなくても撮影でき、完全な暗闇でも白黒で確実に記録できるため、街灯のない屋外や夜間の監視に向いています。一方、暗視カメラは微弱な光を利用してカラー映像を撮れるため、色の情報が重要な場所(店舗や駐車場など)に適しています。光の有無や求める映像の情報量に合わせて選びましょう。
















