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セキュリティメディア

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バーゲート

バーゲートとは

バーゲートとは、無許可車両の進入を防ぐ設備で、場内迷惑駐車防止や防犯に役立ちます。また、駐車券発行機、精算機等と連動し、車の入出場を規制します。

また、車番認識システムと組み合わせることで、車両の侵入をスムーズにしたり、セキュリティ性を上げたりする効果も期待できるでしょう。車両のナンバーをカメラが認証することで、運転手は車から降りる必要がありません。データベースに登録された情報と照合するため、ヒューマンエラーの心配もなく、セキュリティを強化できます。

そのほか、操作方法としてリモコン・ICカード・RFID・テンキーなどが挙げられます。

また、バーゲートは軽いバーのみが上下する設備です。そのため、万が一車両が衝突しても、バーが破損し車両が傷つく危険性を下げられます。

バーゲートの導入事例

バーゲートは、次のような場所に導入されています。

マンション・ビルの駐車場

マンション・ビルの駐車場では、無断駐車・不法駐車といった迷惑行為を防ぐ目的でバーゲートが導入されています。

誰でも自由に出入りできる状態になっていると、本来の利用者以外でも侵入してしまうでしょう。駐車場の出入り口にバーゲートを設置すると、部外者の侵入を防ぐ効果が期待できます。特に車番認識システムと連携すれば、事前に登録された車以外は侵入できないような設定も可能です。

また、登録車の出庫時にはゲートが自動開放するよう設定すれば、出庫渋滞の緩和にも効果が期待できるでしょう。

工場

工場の駐車場においては、車番認証システムと連動させ、登録車・未登録車の判断や入場管理を行います。車両の入退場時刻・滞留時間を管理し、作業効率の改善につながった事例もあります。

コインパーキング

コインパーキングにはいくつかの種類がありますが、バーゲート式は駐車台数が増えるとイニシャルコストを分散できるメリットがあります。1台ごとの駐車スペースに1基ずつ設置するロック板式は、広い駐車場では導入費用が高額になるでしょう。バーゲート式は、駐車場の出入り口に設置すれば入退場の管理が可能です。

補足

バーゲートは、バーやポールのみが上下する設備のため、ほかの設備に比べて第三者の侵入抑止効果は低いといえます。また、車両衝突でも簡単に入場できてしまいます。比較的低価格で導入ができますが、設置場所に応じてセキュリティレベルが十分かどうかを検討する必要があるでしょう。

また、バーの下に車両がいるとセンサーが検知してバーが効果しないもの、停電時は手動でバーを上げられるものなどもあります。加えて、ICカードでの認証を行うことで入退場の記録管理もでき、業務効率化にも効果を発揮するものもあります。ICカードがなければ入退場できないため、セキュリティ性の向上も期待できるでしょう。

用途に応じたシステム・オプションを選ぶと、セキュリティ性に加えて利便性の向上も可能です。

バーゲートに関する用語一覧

セキュリティ
セキュリティゲート
ターンゲート
監視カメラ
ICカード
RFID

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