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監視カメラには音声も入る?音声を記録するメリットや注意点を解説!

  • 監視カメラには音声も入る?音声を記録するメリットや注意点を解説!

    監視カメラ

  • 2023.01.24

白壁の監視カメラ

監視カメラを設置する際に気になるのが、「映像には音声も入るのか」ではないでしょうか。セキュリティ対策として、音声を記録すべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、監視カメラで音声を記録するメリット注意点を解説します。監視カメラの映像に音声が付くと、犯罪やトラブルを発見しやすくなるほか、労働環境の改善に役立つケースもあります。導入するメリットをチェックし、製品選びの参考にしましょう。

監視カメラは音声も記録できる!音声の活用法は?

監視カメラは映像だけでなく、そのままもしくは機器の接続によって音声も記録できます。映像に音声を組み合わせて利用すると、現場の状況がよくわかったり、後から詳細をチェックできたりと、用途に合わせて利用できる点が特徴です。

また、監視カメラで映像と音声を同時に記録できると、防犯対策だけではなく、さまざまな用途で活用できます。例えば、社員の労働状況の把握のように、オフィスや店舗内の勤務状況などの確認にも役立ちます。そのため、利用シーン利用目的に合わせて、音声を記録すべきか検討しましょう。

監視カメラで音声を記録するメリット

ドーム型監視カメラ

監視カメラで、音声を記録しておくと得られる3つのメリットをご紹介します。音声の記録は、犯罪などのトラブルの発見や抑止に効果があるだけではなく、サービス労働環境の向上にも繋がります。

音声の記録にはさまざまな活用法があるため、映像と同時に音声を記録できる製品を求める企業が増えています。ここでご紹介するメリットや幅広い活用法をチェックし、実際の利用シーンを想像してみましょう。

設置場所の詳しい状況を確認できる

監視カメラの映像に加えて音声も同時に録音すると、設置場所の状況がより鮮明にわかるようになります。また、設置場所で起きた内容を、音声付きの映像で後からチェックできる点が大きなメリットです。

例えば、監視カメラの画面外で犯罪に繋がる発言があったとしても、映像だけではわかりません。しかし、音声で発覚するケースがあるため、音声の記録は証拠として活用できます。

また、リアルタイムで監視カメラの映像をチェックしている際には、異音などでトラブルにいち早く気付ける場合もあります。

録音内容をサービス向上に活かせる

オフィスや店舗の監視カメラでは、設置場所によって来客とのやりとりを記録できます。映像に音声が付いていると、来客への対応を振り返ったり、来客や社員などの発言内容などをチェックしたりすることが可能です。

そのため、音声の記録は防犯対策としてだけでなく、サービス向上のための材料としても活用されています。建物の出入り口だけでなく、接客を行う場所に監視カメラを導入し、サービス提供時の確認ができるようにしている企業もあります。

社員教育や労働環境向上に役立つ

監視カメラの映像や音声を利用すると、接客対応時の様子などを確認できるため、社員教育への活用も可能です。接客のノウハウや業務内容などを映像と音声で伝えられるため、リアリティのある資料として社員教育に活かせます。

また、オフィス内に設置された監視カメラには、パワハラやモラハラなどの現場が記録される場合もあります。そのため、社員同士のトラブルや労働状況などのチェックも可能です。監視カメラの映像と音声は、労働環境の向上にも役立ちます。

監視カメラで音声も記録する方法

青空と監視カメラ

監視カメラで音声を記録する方法2つご紹介します。製品によっては、監視カメラを設置するだけで録音できるものがあります。これから製品を選ぶ方は、映像と音声を記録する機能がまとまった監視カメラを選ぶと、スムーズな導入ができるでしょう。

また、映像を記録する機能のみの製品でも、後からマイクを付けると音声を記録できるようになります。監視カメラで音声を記録するために、詳しい方法を見ていきましょう。

マイクが内蔵された監視カメラを選ぶ

監視カメラを使って映像と音声を記録したい場合には、マイクが内蔵された製品を選ぶとスムーズに利用できます。マイク内蔵型の監視カメラは、映像に加えて周辺の音も同時に記録可能です。監視カメラのみを設置するだけで、設置場所の状況を詳しくチェックできるようになります。

また、監視カメラを設置する際には、付随する周辺機器を揃える必要がある点に注意しましょう。例えば、音声を再生するためのスピーカーや、映像と音声を記録するレコーダーなどの準備が必要です。

監視カメラにマイクを後付けする

監視カメラにマイクが内蔵されていない場合でも、マイクを後付けすれば音声を記録できます。既に監視カメラを利用している場合は、マイクを後付けできるかチェックしてみましょう。

また、監視カメラに内蔵されたマイクの集音精度が低い場合は、マイクを後付けして利用する方法もあります。後付けできるマイクは、設置する位置を調節できる点がメリットです。自由にマイクの設置場所を選べるため、監視カメラの位置に左右されません。設置場所によっては、後付けマイクを利用しましょう。

監視カメラで音声を記録する際の注意点

天井の監視カメラ

監視カメラで音声を記録する場合は、映像と同様にプライバシーに配慮し、音声の取り扱いに注意する必要があります。音声の中に個人情報が含まれる場合は、漏洩や悪用されないように情報の管理を徹底しましょう。

また、マイクの設置場所を間違うと、必要な音声が記録できなくなってしまうケースもあります。音声を活用したい場合は、注意点に気を付けて運用しましょう。

プライバシーの侵害に気を付ける

監視カメラで記録された音声には、個人的な会話具体的な個人情報が含まれた内容が入ってしまう場合があります。そのため、プライバシーに配慮した運用が求められます。情報の管理を徹底し、外部に漏れないような対策が必要です。

また、監視カメラの映像とデータは、本来の利用目的以外で活用しないようにしましょう。監視カメラを運用する際は、映像と音声の記録を開示し、周囲の理解を得たうえで運用するとトラブルの防止が可能です。

マイクの設置場所に気を付ける

マイクの設置場所によっては、距離の問題や雑音によって音声の記録ができない場合があります。そのため、マイクを取り付ける位置には気を付けましょう。

屋外などでは、マイクが環境音を拾ってしまう可能性があるため、テスト運用をしながらマイクの位置を調節すると安心です。また、マイクを内蔵した監視カメラを設置する際は、どの程度集音できるかをチェックしましょう。監視カメラの取り付け位置が原因でうまく集音できない際は、集音しやすい場所に後付け用のマイクを設置する方法があります。

監視カメラで音声も記録するならネットワークカメラがおすすめ

最近では、ネットワークカメラが普及しており、マイクが内蔵されている製品が増えています。マイクを後付けする手間がなく、いつでも音声付きの映像をチェックできる点が特徴です。監視カメラの設置にあたって、用意する機材の多さなどに煩わしさを感じる場合は、ネットワークカメラを導入しましょう。

また、ネットワークカメラは企業以外でも幅広く活用されており、一般家庭でもペットの見守りなどで活躍しています。リアルタイムでチェックしたい場所にネットワークカメラを設置すると、現場に行く手間が減る点も大きなメリットです。ネットワークカメラは、多様なニーズに対応できる製品となっています。

アートの高解像度「ネットワークカメラ」と4K対応「ネットワークビデオレコーダー」

ここでは、アートのネットワークカメラと、ネットワークビデオレコーダーをご紹介します。高解像度の映像を録画できるカメラと、どこでも映像をリアルタイムで確認できるレコーダーの特徴を見てみましょう。

また、どちらも監視カメラを利用して顔認証ができる「ゼネスキャンパーソン」や車両ナンバーで認証する「ゼネスキャンナンバー」との併用が可能です。より高いセキュリティの構築が必要な場合には、製品を組み合わせて利用しましょう。

イメージセンサー搭載の「ネットワークカメラ」

アートのネットワークカメラには、ドーム型の「Z-NDC0-02バレット型の「Z-NBC0-03があります。設置場所に応じて、最適なタイプを選べます。どちらも防水性に優れているため、屋内だけでなく屋外にも設置可能です。

また、イメージセンサー搭載で、明るい場所でも暗い場所でも高解像度の映像を撮れる点が特徴です。さらに、バレット型「Z-NBC0-03」にはマイクとスピーカーが内蔵されているため、手間なくスムーズに導入できます。

複数台のカメラと接続可能な「ネットワークビデオレコーダー」

ネットワークビデオレコーダーは4K対応となっており、アナログビデオレコーダーよりも鮮明な映像を録画できます。映像を細部まで確認したい場合に活躍します。また、離れた場所からでもリアルタイムの映像にアクセスできるため、鮮明な映像をいつでもチェック可能です。

レコーダーのデータ容量によって、接続可能なカメラ台数が異なり、4〜8台のカメラと接続できます。そのため、設置場所の数や記録したいデータの容量に応じて製品を選べます。

監視カメラの音声記録をセキュリティ対策に取り入れよう

マンションの監視カメラ

監視カメラは映像と音声を同時に記録でき、設置場所の状況をリアルタイムでチェックしたい場合に役立ちます。また、音声の記録を利用して、サービスや労働環境の向上に役立てる方法もあるため、防犯対策以外でも活躍するでしょう。

しかし、音声データには個人情報が含まれる場合があるため、運用する際には注意が必要です。本来の目的以外で使用しないようにしましょう。映像と音声の記録を上手く活用できれば、より良い労働環境の実現にも繋がります。導入する際は、ニーズに合った性能で設置場所に合う製品を探しましょう。

Q&A

Q:監視カメラの映像には音声も入りますか?

A:映像と一緒に音声を記録するかは自由に選択できます。記録したい場合は、マイク内蔵型の監視カメラを導入するか、マイクを後付けして利用しましょう。

Q:監視カメラで音声を記録する場合に気を付けておくことはありますか?

A:記録した音声は、プライバシーの侵害に気を付けて利用する必要があります。また、監視カメラやマイクの設置場所によっては、音声が聞き取りにくい可能性があるため、設置場所にも気を付けましょう。

アートのネットワークカメラ&レコーダー

  • ポイント1

    防水性にすぐれているため屋外でも使用可能なネットワークカメラ

    ポイント2

    バレット型ネットワークカメラ「Z-NBC0-03」はマイクとスピーカー内蔵

    ポイント3

    4K対応のネットワークビデオレコーダー

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